ぽんこつぼーいタマです。
今回はサイバーセキュリティETFであるBUGを調べてみました。
サイバーセキュリティの重要性はわざわざ説明するまでもありませんね。最近も至るところで情報漏洩事件が発生しており、皆さんも不安に感じていることでしょう。今後はさらなるIoTの普及や自動運転技術の進化とともに、セキュリティ需要は益々高まってくると予想されます。
サイバーセキュリティETF
セキュリティ関連銘柄はたくさんありますが、それぞれの企業を分析して投資をするのは少し難易度が高いですよね。そんなときはセキュリティ分野全体に投資できるETFがおすすめです。
今回はSBI証券で購入できるETFを紹介します。
BUG

BUGはGlobalX社のサイバーセキュリティETFです。
「Indexx・サイバーセキュリティ・インデックス」に連動する投資成果を目指したものになります。
基本情報
- 純資産:73.77百万ドル
- 配当利回り:0.38%
- 経費率:0.50%
- 設定日:2019年10月25日
最近できたETFです。他のETFと比べると経費率が若干高いですね。
構成銘柄
次の構成銘柄を見てみます。
構成銘柄には最近注目されているサイバーセキュリティ銘柄がぎっしりと詰まっています。
これならセキュリティ分野全体にまるっと投資できそうです。
パフォーマンス
次はパフォーマンスの比較です。
3ヶ月(%) | 3年(%) | 5年(%) | |
BUG | 20.18 | – | – |
VOO | 11.30 | 13.73 | 14.97 |
QQQ | 15.22 | 26.35 | 23.68 |
BUGは最近できたETFなので長期で比較することができませんが、3ヶ月で見るとあのQQQを上回るパフォーマンスを叩き出しています。ちなみに、設定来だとすでに50%以上上昇しています。

青:BUG、黄:VOO、紫:QQQ
こちらは1年間のチャートです。これを見るとここ最近の上昇がいかに強いかがわかります。
BUGの欠点
BUGはサイバーセキュリティ分野にまるっと投資できるのは良いのですが、現状では出来高が少ないのが欠点です。出来高が少ないということは取引がまばらになっており、実体価値よりも高い値段で購入することになったり、逆に売却する際は不利な値段でしか処分できなくなる可能性があります。
今後このETFが注目されれば改善されるかもしれませんが、BUGに集中投資するのはおすすめしません。
まとめ
今回はサイバーセキュリティETFのBUGを紹介しました。
サイバーセキュリティ分野は今後も上昇が期待できる重要な分野なので、これからも注目していきたいですね。
個別銘柄の投資が不安な方はこういったETFでの投資も検討してみましょう。
なお、投資は自己責任で。
※GlobalX:Cybersecurity ETF
※Bloomberg:BUG