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【新興国ETF】VWOとEEMを調べてみた!

こんにちは、タマです。

今回は新興国ETFであるVWOEEMを紹介します。

新興国とは

新興国とは、現在の経済水準は低いものの、今後高い成長性を秘めた国々のことをいいます。

代表的な新興国としてはブラジル(Brazil)、ロシア(Russia)、インド(India)、中国(China)です。これらの頭文字をとった造語をBRICs(ブリックス)と呼んだりします。
※最後の「s」を南アフリカ(South Africa)とする見方もあります。

これらの国々が今のまま経済発展した場合、BRICs4カ国のGDPの合計が米日独仏英伊の6カ国のGDPの合計を抜くと予想されています。

現在は「投資といえば米国!」という考えが広まっていますが、BRICsといった新興国の経済発展によって米国から新興国へと資金が流れても不思議ではないです。

今新興国に投資するのが正しいのかはなんとも言えませんが、新興国に投資をしたいと思ったときに何を買えばいいのかは知っておきたいところです。

新興国ETF

日本株や米国株ならまだしも、新興国株を個別に分析するのはかなり難しいですよね。そんなときは新興国全体に投資できるETFがあると便利です。

ここでは新興国ETFとしてVWOとEEMを紹介します。

VWOとEEM

VWOはバンガード社のETFで正式名称は「バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF」です。FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ(含む中国A株)インデックスに連動する投資成果を目指した商品です。

一方EEMはブラックロック社のETFで正式名称は「iシェアーズ MSCI エマージング・マーケット ETF」です。こちらはMSCI TRエマージング・マーケッツ・インデックスに連動する投資成果を目指した商品です。

基本情報

VWO
  • 純資産:約710億ドル
  • 配当利回り:2.40%
  • 経費率:0.10%
  • 組入銘柄数:約5,000銘柄
  • 設定日:2005年3月4日
EEM
  • 純資産:約280億ドル
  • 配当利回り:2.01%
  • 経費率:0.70%
  • 組入銘柄数:約1,200銘柄
  • 設定日:2003年4月7日

これを見るとVWOのほうが経費率が低くて分散が効いていることがわかります。

どちらの商品も運営元がしっかりしているのと設定日からしばらく経っているため、安心して保有できる銘柄だと思います。

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構成銘柄

次にVWOとEEMの構成銘柄を比較します。

地域別

まずは地域別に比較してみます。

公式サイトのデータを元に独自で作成

これを見ると投資先の地域はどちらもほとんど同じですが、唯一EEMについては韓国市場へ投資しています。VWOには韓国は含まれていません。

セクター別

次はセクター別の比較です。

公式サイトのデータを元に独自で作成

構成比率に若干の差はありますが、どちらもテクノロジーセクターの比率が高いことがわかります。

構成銘柄

次は実際に組み入れられている銘柄の比較です。

VWOの構成銘柄

アリババやテンセントといった大型中国株や台湾の半導体製造企業であるTSMCなんかが組み込まれています。

EEMの構成銘柄

EEMもVWOと同じような構成銘柄ですが、韓国企業のサムスン電子が4番目に組み込まれているのが特徴ですね。

構成銘柄の重なり

こちらの画像はVWOとEEMの構成銘柄にどの程度重なりがあるのかを表したものになります。これを見ると構成銘柄の大半が同じだということがわかるかと思います。確かに韓国市場を含むかどうかに違いはありますが、その差はあまりパフォーマンスに影響を与えないかもしれません。

では、実際に2つのETFのパフォーマンスを比較してみましょう。

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パフォーマンス

結論から言うと、VWOとEEMのパフォーマンスはほぼ同じです。

 3ヶ月(%)3年(%)5年(%)
VWO16.605.8211.82
EEM18.415.4012.25
VOO12.1714.0215.16
2005年から2020年までの比較
直近24ヶ月間の比較

当然ながら若干の差はありますが、数値的にもチャート的にもほぼ同じようなパフォーマンスだということがわかるかと思います。

おすすめの買い方

私のおすすめの買い方はVWOを少しずつ積立投資していく方法です。

そもそも新興国株を今買うべきなのか、という議論もあるかと思いますが、仮に買うとした場合は自分のポートフォリオの一部に少しだけ組み込む程度の購入が良いと思います。

集中投資はハイリスクなので避けましょう。先ほどのチャートを見てもわかるように、値動きが激しいですし、何よりも今はS&P500に投資をしたほうが高いリターンが期待できるからです。

そして購入するETFも特にこだわりがなければ経費率の低いVWOで十分です。パフォーマンスに若干の差がありますが、そもそも個別銘柄の分析が難しいからこそETFを購入しているので、わざわざ数%の違いしかない構成銘柄をいちいち気にする必要はないと思います。

どうしても韓国へ投資したい場合はEWYという韓国企業に投資できるETFもあるので、そちらを検討するのもありです。

まとめ

ポイント
  • 新興国は新たなトレンドになるかも
  • おすすめのETFはVWO
  • 新興国への集中投資は危険

2021年の投資先として検討してみてはいかがでしょうか。

なお、投資は自己責任で。

バンガード社:VWO
ブラックロック社:EEM

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タマ
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