ぽんこつぼーいタマです。
今回はハイテクETFであるXLKを調べてみました。
XLK
正式名称は「テクノロジー・セレクト・セクターSPDRファンド」です。テクノロジー・セレクト・セクター指数に連動することを目指したハイテクETFとなります。
ハイテクETFにはいくつかの種類がありますが、こちらはステート・ストリート社のETFです。他にはバンガード社のVGT、ブラックロック社のIYWがあります。
他社のハイテクETFと似たような経費率、配当利回りになっています。
組入銘柄
組入銘柄は下記の通りとなっています。 2020/7/23日時点。
誰もが知っているハイテク有名企業がズラリですね。
構成比率を見ると上位10銘柄だけで約70%も占めています。他の組入銘柄も大型株が多いことから、大型株に特化したハイテクETFと言えそうです。
業種

こちらは業種別の構成比率です。ハイテク銘柄が中心となっています。
パフォーマンス
他のハイテクETFであるVGT、IYW、QQQと比較してみます。
3ヶ月 | 3年 | 5年 | |
XLK | 29.24% | 25.33% | 22.00% |
VGT | 30.65% | 26.45% | 22.82% |
IYW | 31.01% | 25.26% | 21.95% |
QQQ | 29.07% | 23.35% | 19.38% |
XLK、VGT、IYWはどれも似たようなパフォーマンスですね。
緑:XLK、青:VGT、黄:IYW、黒:QQQ
こちらは5年間で比較したものです。表で示したのと同じような動きになっていることがわかります。
15年間比較

緑:XLK、青:VGT、黄:IYW、黒:QQQ
こちらは15年間で比較したものです。これを見るとQQQがもっとも優れていることがわかります。どの期間を切り取るかでリターンは大きく変わるということですね。
S&P500との比較(15年間)
次にS&P500指数と連動するVOOと比較してみます。

緑:XLK、青:VGT、黄:IYW、黒:QQQ、赤:VOO
VOOとハイテクETFでトータルリターンが2倍以上も変わります。さすがハイテク銘柄ですね。
まとめ
XLKは大型株に特化したハイテクETFであるとわかりました。ハイテク銘柄は今後も伸びていくと考えられるため、今のうちから仕込んでおくのも良いと思います。
※この記事で紹介しているデータは2020/7/23時点のものです。