ぽんこつぼーいタマです。
今回は30歳で資産2,000万円を目指す私の投資方針を紹介します。
目標
私の目標は30歳で資産2,000万円以上です。40歳の目標も書きましたが、現時点では仮の目標です。
Twitterでは30歳で資産1,000万円以上としていましたが、節約するだけで達成できそうな目標だったので、金額を大きくしました。
具体的な数値を挙げていますが、簡単に言うとできる限り資産を増やすということになります。
では、私の投資方針について紹介していきます。
これまでも(初心者なりに)様々な投資を行ってきましたが、今後は以下の投資方針で取り組もうと考えています。
投資信託の積立投資
資産形成の軸となるのが投資信託の積立投資です。
とにかく機械的に積立しまくる作戦です。具体的にはつみたてNISAを活用しつつ、別枠でも投資信託を購入していきます。
つみたてNISA
月33,333円分(年40万円)の積立を行います。
30歳まで8年ありますので、運用益がなかったとしても320万円の資産を作ることができそうです。
現在は、
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
の3つで運用しています。
3つに分散させた理由は大してないです。米国プラスα程度に考えています。
別枠投資信託
つみたてNISAとは別枠での運用になります。
現在は、 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に月2万円分積立しています。単純計算で30歳には約200万円の資産が作れますね。
こちらは収入の増加に合わせて積立額を増やしていこうと考えています。
投資信託の積立投資を選ぶ理由
1.世界経済の成長
日本経済の今後は少々不安ですが、世界経済は今後も成長していくと考えています。
個別に銘柄を選ぶのも良いのですが、世界全体が成長するなら、そこに投資をするのが一番確実だと判断しました。特に米国の強さは説明するまでもありませんよね。まだまだ期待できると思います。
2.管理が楽
とにかく管理が楽です。積立の設定さえすればあとは何もすることがありません。本業でお金を稼いでくるだけで良いのです。
機械的にコツコツと積立することで、複利効果を最大限に活かして大きな資産を作りたいと思います。
投資信託の積立だけでも30歳で500万円以上の資産が作れそうです。
また、運用益や積立額の増額によってもっと大きな資産が期待できるでしょう。
これが私の資産形成の軸になります。
米国ETF(QQQとVGT)
米国ETFには様々な種類がありますが、QQQとVGTでの資産形成を目指します。
まずはそれぞれのETFについてざっくり紹介します。
QQQとVGTについて
QQQはナスダックの非金融企業上位100社を集めたETFで、VGTはハイテクセクターに特化したETFです。QQQもハイテク系の割合が多いので、どちらもハイテク系中心の投資だと考えられます。
QQQの組み入れ上位銘柄(2020/5/14データ)
銘柄 | 構成比率(%) |
マイクロソフト(MSFT) | 11.79 |
アップル(AAPL) | 11.61 |
アマゾン・ドット・コム(AMZN) | 10.17 |
フェイスブック(FB) | 4.26 |
アルファベット(GOOGL) | 4.00 |
アルファベット(GOOG) | 3.97 |
インテル(INTC) | 2.72 |
ネットフリックス(NFLX) | 2.12 |
エヌビディア(NVDA) | 2.10 |
ペプシコ(PEP) | 2.03 |
VGTの組み入れ上位銘柄(2020/5/13データ)
銘柄 | 構成比率(%) |
マイクロソフト(MSFT) | 18.51 |
アップル(AAPL) | 18.30 |
ビザ(V) | 4.15 |
インテル(INTC) | 3.81 |
マスターカード(MA) | 3.51 |
シスコシステムズ(CSCO) | 2.70 |
アドビ(ADBE) | 2.50 |
エヌビディア(NVDA) | 2.48 |
セールスフォース・ドットコム(CRM) | 1.94 |
オラクル(ORCL) | 1.80 |
どちらもイケイケなハイテク銘柄がたくさん入っていることがわかります。
VOOとの比較
VOOはS&P500を連動対象としたETFです。このETFとQQQ、VGTのパフォーマンスを比較してみます。

緑:VOO、青:QQQ、黄:VGT、期間:10年
10年で見るとQQQとVGTがVOOを大きく上回る成長を遂げていることがわかります。

緑:VOO、青:QQQ、黄:VGT、期間:5年
直近の5年間ではVGTが最も優れていることがわかりますね。
あくまでも過去の比較ですが、ハイテク系が今後も伸びると考えるのなら、良い投資先と言えそうです。また、今回のコロナショックの影響を受けて暴落しましたが、すでにほとんど回復していることがわかります。リスクは高いかもしれませんが、力強さも感じますね。
投資方法
QQQとVGTは現時点で200ドル以上するため、たくさん購入することはできません。
1株ずつ買うにも約5万円かかってしまいます。
したがって、とりあえずの方針としては毎月QQQとVGTを1株ずつ購入することを目指します。
あくまでも資産形成の軸は投資信託による積立投資で、それプラスαでQQQやVGTを加える感じですね。
ただ、こちらは機械的に積み立てるのではなく、ある程度相場を見ながら取り組みたいと思います。
QQQとVGTを選ぶ理由
1.今後も大きな成長が期待できる
理由は単純で、ハイテク系は今後も大きく伸びると考えているからです(個人的な意見)。
ハイテク系はすでにインフラとしてなくてはならない存在です。これが今後成長しないとは考えにくい。個別に銘柄を選ぶのは大変ですが、ETFなら非常に簡単ですよね。
また、私はまだ22歳なのでリスクは許容度はかなり高いです。暴落リスクもあると思いますが、ハイテク系のガッツリとした成長に投資をするには今が一番だと考えています。
2.私の仕事に関係している
もう一つの理由として、私がハイテク系に関する仕事に携わっているということも大きいです。
まだ新入社員なので知識や技術はほとんどありませんが、業務内容としてはハイテク系に関する知識や技術が求められる仕事です。つまり全く知らない分野に投資をするわけではないということです。
すべてを完璧に理解することは不可能ですが、全く知らないセクターの未来に期待するよりはましだと考えています。そもそも成長すると思っていますし。
以上の理由から、ハイテク系ETFであるQQQやVGTへの投資を行っていこうと考えています。
投資方針まとめ
投資方針として「投資信託の積立投資」と「米国ETF(QQQとVGT)」の2つを紹介しました。
資産形成の軸としては投資信託の積立投資がメインですので、そこを一番に考えています。
私はこの2つで資産2,000万円を目指していきます。
2,000万円への近道
上記の投資方針では資産2,000万円の達成は難しく、運用成績次第だと感じてしまう人もいるかもしれません。安心してください。想定利回りは5%ほどです。
しかし、これだけでは達成することが難しいのは事実です。
資産が少ない人がやるべきこと
この投資方針での目標達成が難しい場合、私がすべきことはなんでしょうか。
答えは単純で、収入を増やすか、支出を減らすかのどちらかです。つまり投資以外のところで頑張る必要があります。
収入を増やすには副業が効果的です。私のこのブログも副業のようなものですね(利益はほとんどないが)。支出を減らすのは固定費の削減や節約です。
ここで重要なのは、資金が少ない人は投資をあれこれ考えるよりも、収入を増やすか、支出を減らしたほうが効率的だということです。
冷静に考えれば当然のことですよね。年間で数千円の配当金のために労力を割くよりも、月1万円稼げる副業を頑張ったほうが早いです。これで増えた資金を投資に回すことで、複利効果をさらに高めることができます。短期トレードで一発を狙う方法もありますが、初心者にはハードルが高すぎます。
投資は手段
投資はお金を増やすための手段でしかないと思います。投資そのものにこだわりすぎてしまうと、投資をやるという行為が目的になってしまうのではないでしょうか。
私の目的は30歳で資産2,000万円です。
これを達成するための手段の一つとして、複利効果が活かせる上記投資方針を行うというだけであって、そのものを目的としているわけではありません。
1つの手段で達成が難しいのであれば、2つ目の手段を考えるだけです。
私も配当がもらえる高配当株投資が良いと思っていました。配当金がもらえるのって良いですよね。大きな資産を作るのではなく、配当をもらう喜びを味わうことが目的であれば、高配当株投資は理想的だと思います。
しかし、大きな資産を作ることを目的としているのであれば、それを達成するための手段を考えなくてはいけません。本当に高配当株投資で達成できるでしょうか。
上記の投資方針だけをやれば資産2,000万円を達成できるとは思わないでください。あくまでも投資はこれで十分だと判断しただけです。
まとめ
私はまだまだ初心者なので、今後も様々も自分の目的に合わせて調整していきたいと思います。