ぽんこつぼーいタマです。
今回は日本エス・エイチ・エル(4327)を分析してみました。
素人が分析しています
どんな会社?
日本エス・エイチ・エル株式会社(にほんエス・エイチ・エル、英:SHL-JAPAN Ltd.)は、日本の人事コンサルティングファーム。イギリスを本拠地とする、アセスメント・サービス・プロバイダーであるSHLグループの日本法人。社員や応募者個々人の人的資源の特性把握をするための適性テストを扱う。特に近年、新卒採用における選考試験として普及しているインターネットを使ったWebテストでは高いシェアを誇る。有名なテストには、GAB・CAB・玉手箱シリーズなどがある。
Wikipedia
就活生なら一度は受けたことがあるWebテストを作っている会社ですね!
私もGAB・CAB・玉手箱を受けたことがありますが、就活生にとっては嫌な存在です。
JASDAQに上場している企業で、時価総額は約123億円。
PERは14.24倍、PBRは2.33倍です。
PERは適正ですが、PBRでは割高ですね。
事業の将来性を考えても悪くはなさそうな感じがします。
現在の株価

1年間のチャートは上記の通りで、現在の株価は約2,000円です。
コロナショックの影響も受けていますが、ある程度は回復してきましたね。
気になる業績・財務
売上高

2010年からの売上高推移です。とても綺麗な右肩上がりなのがわかります!

綺麗な右肩上がり!
EPS(1株あたりの当期純利益)

こちらも綺麗な右肩上がり!
BPS(1株あたり純資産)

こっちも右肩上がり!
ROE(自己資本利益率)

一般的にROEは10%で良いとされているため、この数値はすごい!

これは素晴らしいのでは!?!?
データを見る限りは非常に優秀な企業に見えますね!
ちなみに自己資本比率は85.05%です!
配当利回り
実は日本エス・エイチ・エルは高配当株なんです。
配当利回りは3.6%!利回りも優秀!
株主優待はありませんが、高配当株投資としても良さそうです!
ぽんこつ採点

成長性
順調に売上を伸ばしており、今後も期待できそうです。業界・事業としての需要も高まっている気がします。リーマンショックもほぼ無傷で乗り越えているため、ディフェンシブ銘柄としても良さそうです。
一方、AI技術の発展によって採用や人事評価の仕組みも変わっていくと考えられます。そうした時代の変化に対応できるかは注目していきたいですね。
収益性
営業利益率は驚異の40%超え。ROEも高水準を維持しています。収益性は素晴らしいですね。
安全性
自己資本比率は85%以上。また、純有利子負債もマイナスということで、安全性はかなり高いと判断できそうです。
純有利子負債 = 有利子負債 – 現預金
割安性
PBR的には割高ですが、この程度であれば問題なさそうな気がします。

むしろ今がお買い得?
株主還元
配当性向50%以上で、利回りも優秀です。高配当銘柄としても魅力的ですね。
トータルスコア
500点満点の425点になりました。
各項目が非常に優秀だなと感じました。配当だけでなく、事業としての成長も見込めるのは非常に良いです。
まとめ
ざっくりとした分析ですが、非常に優秀な企業であると思いました!
規模感はそこまで大きくないですが、まだまだ化ける可能性を秘めていそうです。
こういった銘柄なら配当&値上がり益の両方が期待できるかもしれません!
今後も注目していきたい銘柄です!
※素人が分析した結果です。購入する際は自己責任で。