ぽんこつぼーいタマです。
今回は私が米国株投資を行う理由についてお話します。
どうして米国株なのか
私が米国株に投資をする理由は大きく3つあります。
人口増&経済発展
まず1つ目の理由は人口増加率です。
日本は人口減少が進んでいますが、アメリカは人口が増えています。したがって、今後の経済発展を考えると人口が増えていく米国のほうが期待できると考えています。
人口増加率

青:アメリカ、赤:日本
こちらはGoogle検索で「人口増加率 国名」で調べると出てくるチャートです。日本の増加率はマイナスになっていますが、アメリカはプラスです。どちらも右肩下がりではありますが、日本の下げ幅はとても大きいです。
人口減少が株価にどの程度の影響を与えるかは未知数ですが、人口が減るよりは増えたほうが良いですよね。これが1つ目の理由です。
過去の実績
アメリカの代表的な株価指数と日本の株価指数を比較してみます。
こちらはマネックス証券がまとめた70年間のS&P500とTOPIXの比較です。
日本の株価指数であるTOPIXはバブル時代の最高値を超えられず、横ばいな動きが続いています。一方、アメリカの株価指数であるS&P500は常に最高値を目指して上がり続けています。過去にITバブルの崩壊やリーマンショックなどがあっても、それを乗り越えてきた実績があるわけです。
これはあくまでも過去の話なので、今後どうなるのかはわかりません。しかし、これだけの勢いがあれば次の大きなショックも乗り越え、最高値を更新し続けてくれそうだと思いますよね。
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米国が好き
3つ目の理由は、純粋にアメリカという国が好きです。様々なサービスや技術がアメリカで生み出され、私たちの日常を大きく変えてくれます。それだけでも投資対象として非常に魅力的なのです。
アップル、マイクロソフト、アマゾン、グーグル、フェイスブックなど、誰もが知っている超一流企業はアメリカにあります。日本企業がダメだというわけではありませんが、それ以上の魅力がアメリカにはあると思うのです。
世界時価総額ランキング 30年前と現在

こちらは30年前と現在の時価総額ランキングを比較したものです。30年前は日本企業がほとんどでしたが、そこからどんどん抜かされて今では米国企業が大半を占めています。
ランキングに載っている業種もだいぶ変わりました。日本はこの流れに乗れているでしょうか。
最新の世界時価総額ランキングTOP20
順位 | 企業名 | 時価総額 (10億ドル) | 国 |
1 | サウジアラムコ | 1,720 | サウジアラビア |
2 | アップル | 1,581 | アメリカ |
3 | マイクロソフト | 1,543 | アメリカ |
4 | アマゾン・ドット・コム | 1,376 | アメリカ |
5 | アルファベット | 966 | アメリカ |
6 | フェイスブック | 646 | アメリカ |
7 | テンセント・ホールディングス | 619 | 中国 |
8 | アリババ・グループ・ホールディング | 610 | 中国 |
9 | バークシャー・ハサウェイ | 433 | アメリカ |
10 | ビザ | 375 | アメリカ |
11 | ジョンソン&ジョンソン | 370 | アメリカ |
12 | ウォルマート | 339 | アメリカ |
13 | ネスレ | 322 | スイス |
14 | ロシュ・ホールディング | 298 | スイス |
15 | サムスン電子 | 298 | 韓国 |
16 | マスターカード | 296 | アメリカ |
17 | P&G | 296 | アメリカ |
18 | JPモルガン・チェース | 286 | アメリカ |
19 | ユナイテッドヘルス・グループ | 279 | アメリカ |
20 | 台湾・セミコンダクター・マニュファクチュアリング | 274 | 台湾 |
今回はTOP20の紹介ですが、TOP50で見ると約6割が米国企業になります。日本トップのトヨタ自動車は46位です。時価総額は企業価値を表す指標ですから、価値ある米国企業がたくさんあるということになります。
米国株に投資する方法
上記で私が米国株に投資する理由がわかったと思います。アメリカには魅力的な企業がたくさんあります。
しかし、単に米国株といっても山ほどの銘柄があるわけです。その中のどれに投資すれば良いのかを判断するのは簡単ではありません。
そこで、初心者でも比較的簡単に米国株に投資する方法を紹介します。
米国全体に投資
ズバリ、「米国全体に投資をする」です。
米国株に投資をするといってもどの企業に投資をするかでまた違ってきますよね。例えば上記で紹介した有名企業に投資をする方法もあれば、名前も聞いたことのない小さな会社に投資をすることもできます。
でも一番のおすすめは米国全体に投資をすることです。各企業が上がるか下がるかを予想するのは難しいですが、米国全体で考えてみると今後も上がっていきそうですよね。
だったら上がっていきそうな米国全体に投資すれば良いのです。各企業を細かに分析する必要はありません。(分析したほうが良いが)
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投資信託を活用
投資をすることを考えたときに一番最初に思いつくのは個別株への投資ですが、その個別株がたくさん入ってパックになった投資信託というものがあります。
コンビニで売っている弁当を想像してみてください。カルビ弁当もあれば唐揚げ弁当もありますし、野菜中心のヘルシー弁当もあります。つまり、具材の違う弁当がたくさんあるわけです。
この考え方が投資信託にも使えます 。
日本株だけを集めた投資信託もあれば、米国株だけを集めた投資信託、世界中に株式を集めた投資信託など、弁当と同じように中身の違う色んなパターンの投資信託があるのです。この弁当の中身の違いによって、投資先の地域が変わったり、業種が変わったり、取るリスクが変わってきます。
「米国全体に投資をする」ことを考えたときにどうすれば良いかと言うと、米国全体がパックになった投資信託を購入すれば良いということになります。
実際に私が購入している投資信託は以下の3つです。
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- 楽天・全米株式インデックスファンド
どれも米国株中心の投資信託です。それぞれの良さがあるので詳細は各自で調べてみてください。これらの銘柄を購入して利益が出るのはどんなときかと言うと、米国全体が上がっているときです。
先ほどの画像を見てみましょう。

米国株は常に上がり続けていますね。
これからどうなるのかわかりませんが、私は今後もある程度の上昇率で上がってくれると思っています。
ETF
ETFとは上場投資信託のことです。個別株のように上場している投資信託なので、リアルタイムで売買できます。(投資信託はできない)
詳細は割愛しますが、ETFでの運用が好きな人もいるので、こちらもおすすめです。
まとめ
決して日本株がダメだというわけではありません。今後も期待できる日本企業はたくさんあると思います。でもそれ以上に米国株の実績が素晴らしいと思うのです。私は米国株の強さに魅力を感じ、投資することにしました。
※投資は自己責任で。